地震と被害
阪神・淡路大震災は、阪神・淡路地区に極めて大きな被害をもたらしました。人的被害は、死者は 5,500人を超え,負傷者は37,000人にものぼっています。この 5,500人以上の死者の約9割は圧死によるといわれていて、その大部分が木造住宅の下敷きになって亡くなりました。また、県と警察の発表によると、建物の被害は全壊約93,000棟、半壊約 85,000棟となっています。 そして、震災による被害を金額に換算するとすれぱ、10兆円以上にものぼるということです。 |
![]() 倒壊家屋 |
建物の建築時期と被害の状況(平成7年阪神・淡路大地震建築震災調査委員会の中間報告)
(注意)被害状況が調査され、かつ、建築時期が特定されたものに限る。 |
![]() 家具の転倒 |
死者の発生状況(死者の約8割が、住宅において発生)
(平成7年度版「警察白書」) |
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